これからの季節、ブルゴーニュ地方にはお楽しみがいっぱい!!その魅力を現地で活躍する日本人女性に教えてもらいました。
インタビューお一人目は、代々続くワインの作り手ドメーヌ・フルーロ・ラローズ4代目当主の奥様、久美子さん。在ブルゴーニュ歴は6年、現在の職業は「妻・母・嫁」。9月から次男のミシェルくんが幼稚園入園とのことで、これからはご主人とともにドメーヌの経営に力をいれていきたいそうです。そんな久美子さんに、ブルゴーニュの魅力をお伺いしました。
◆自然と一体になった生活 朝は小鳥のさえずりで目を覚まし、フランボワーズやさくらんぼ、りんごなどが育つ庭にはリスもやってくるそうです。季節によって変化を見せるブルゴーニュの景色には、毎年新しい感動があるとのこと。また、「庭のユリが咲くと約100日後に(ブドウの)収穫がやってくる」というような、昔からの経験が今も生きているお土地柄だそうです。 そんな自然の中に暮らす久美子さんですが、今でも畑や庭先のエスカルゴ、家の外階段に出現するトカゲは苦手なのだとか。ウサギ・鳩小屋にも近寄れず、息子さんたちに「ママは都会育ちだから」と笑われるそうです。
◆日本の人々にもっと知ってもらいたい魅力 ブルゴーニュ公国の歴史を伝える建築遺産やロマネスク教会、ワインに郷土料理、ブルゴーニュ特産品…といったお決まりのコース以外の、ブルゴーニュの楽しみ方を教えてもらいました。久美子さんのオススメは熱気球での遊覧飛行や運河でのクルージング。水の豊かなブルゴーニュの自然が実感できるとのこと。客室の備わった中型クルーズ船で運河を進みながら、村々をゆっくりとめぐる本格的な船旅も可能だそうです。運河での小型クルーズ船のレンタル・運転については免許が必要ないそうで、勇気のある方はお試しになってはいかが?と久美子さん。サイクリング・ハイキングについても各地の観光局がかなり詳しい地図等を準備し 用途別にたくさんのコースを紹介しているそうです。
ドメーヌ・フルーロ・ラローズは、サントネイ、シャサーニュ・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、そして作家アレクサンドル・デュマが「脱帽してひざまずいて飲むべし」と言った白ワインの王様・モンラッシェの作り手。現在の当主は四代目のニコラさん。長男のフランソワくんは、3歳の頃からハーフボトルのラベル貼りを始め、将来お父さんとと一緒に仕事をすることを夢見ているそう。 例年9月下旬ごろに行われる収穫の時には、リヨン出身のお義母さまが料理長となって調理場を仕切り、収穫隊30〜40人分の食事を9日間にわたって作るのだとか。この大役がいつかまわってくると思うと気が遠くなる、とおっしゃる久美子さんですが、ご主人と二人の息子さんと一緒に、歴史あるドメーヌの伝統を守りつつ、日本の風も少し入れていきたい、と夢を語ってくださいました。
Domaine Fleurot Larose 7 rte de Chassagne - Chateau du Passe-Temps 21590 Santenay (France) Tel.: +33(0)3 80 20 61 15 Fax: +33(0)3 80 20 63 80 URL: http://www.fleurotlarose.com/index.htm?lang=en
インタビューお二人目は、ブルゴーニュワイン委員会主宰の公式ワインスクールで講師を務めていらっしゃる熊田有希子さん。日本でワインアドバイザーの資格取得後、97年に渡仏し、ブルゴーニュ大学でブドウの栽培・ワイン醸造・テイスティングを学んだ熊田さんに、ブルゴーニュの魅力とワインスクールについて教えていただきました。
「ワインだけでなく、世界的に有名なブレス鶏を始め、チーズやシャロレー牛など美味しいものがたくさんあります。夏は湿度が低くて爽やか、冬の寒さも緯度は高いですが札幌と同じくらいで思ったより過ごしやすいです。ぶどう畑のある風景で四季の移り変わりがはっきりと分かるのも魅力。」と、熊田さん。美味しいワインが作られる土地では、やはり美味しいものもたくさん見つけられるようですね。
「グループのご希望にあわせ2時間から数日間まで臨機応変にプログラムを組んでいます。実習室となるテイスティングルームは吸音設備のある本格的な造りとなっています。スクールを離れて畑めぐりに重点を置くことや通訳のみの手配も可能です。」 詳細はブルゴーニュワイン委員会主宰の公式ワインスクールのサイト(英語、フランス語)もしくはシャトー&ホテル・コレクションまで。
L’Ecole des Vins de Bourgogne 6, Rue du 16eme Chasseurs 21200 Beaune Tel: +33(0)3 80 26 35 10 Fax: +33 (0)3 8 26 35 11 URL: http://www.ecoledesvins-bourgogne.com/pages/index.php
ブルゴーニュ最大のワイン祭り、「栄光の三日間」。毎年第3土曜日からの3日間行われ、2008年は11月15日(土)〜17日(月)での開催です。大規模なワイン・オークションや試飲が行われることでも有名ですが、今回はもうひとつの目玉、ボーヌ・ハーフマラソンをご紹介します。 マラソンのスタートは土曜の午後14時。事前に医師の診断書などそろえた上で出場登録をする必要があるなど、いたって普通のハーフマラソンかと思いきや…21.1kmのコースの途中では、ワインの試飲が可能!!また、仮装しての参加が呼びかけられ、仮装部門の優勝者にはなんと、体重と同じだけのワインが贈られます。参加賞ももちろん、ブルゴーニュワイン1本!! 登録はこちらのサイトから。規定人数(3,300人)に達していなければ当日午前中まで登録可能です。 (登録には健康診断書(英語)が必要となります。) http://www.semibeaune.net/gauche.htm
ブルゴーニュからはちょっと外れますが、時をほぼ同じくして開催されるイベントが、皆様ご存知、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁です。2008年は11月20日(木)が解禁日となり、ボジョレー地区ではお祭りが始まります。その中のひとつが、ボジョレー・ヌーボー・マラソン!!解禁日の翌日、金曜の夕方からカンファレンスやパスタ・パーティーが始まり、ボージョレー・ヌーヴォーのお祭り雰囲気がどんどん盛り上がっていきます。スタートは土曜の午前10時。ボジョレー地区のブドウ畑をランナーが駆け抜けます。コース途中でボジョレー・ワインやボジョレー・ヌーボーの試飲ができるのも、お祭りならでは。優勝賞品は体重と同じだけボジョレー・ヌーボー!!参加賞もボジョレー・ヌーボーのボトルがもらえるなど、ワイン好きにはたまらないお祭りです! 登録はこちらのサイトから。11月17日締め切りです。 (登録には健康診断書(英語)が必要となります。) http://www.marathondubeaujolais.org/comment.php#
今回ご紹介したブルゴーニュの魅力を満喫するには以下のホテルがおすすめ!
Hotel de la Poste (Beaune) オテル・ド・ラ・ポスト ブルゴーニュワインの首都ボーヌ。街を取り囲む城壁に面して建つこのホテルは19世紀郵便局として建てられた。客室はアンティークの家具をあしらった落ち着いた雰囲気。
Ermitage de Corton エルミタージュ・ド・コルトン ボーヌの郊外に建つ、客室わずか10室のオーベルジュ。各客室には有名ドメーヌの名前やワインの名前が付いている。料理は地元の食材を使った洗練された料理が自慢。ブルゴーニュのワイナリー巡りの拠点とするには絶好のロケーション。